「愛の讃歌」Hymne à l’amour
Duo Image Songs Presents
歌・日本語訳詞・ビジュアル制作:松坂多恵子
Vocal・Japanese Lyrics & Visual Creation:Taeko Matsuzaka
ピアノ・アレンジ:にしかわまこと
Piano & Arrangement:Makoto Nishikawa
作詞:エディット・ピアフ(Edith Piaf)
作曲:マルグリット・モノー(Marguerite Monnot)発表:1949年歌:エディット・ピアフ(Edith Piaf)
この曲は、ピアフが愛したボクサー、マルセル・セルダンへの思いと深く結びついています。
1948年頃からセルダンと恋愛関係になったピアフ。
セルダンは既婚者でしたが、それでもピアフは彼を深く愛したのです。
セルダンはその後、飛行機事故で亡くなります。
しかし、ピアフはその前に、この「愛の讃歌」の歌詞を書いていました。
死がふたりを分つことがあっても、神様は私たちの愛をわかってくださる。そして、神様の国で、悩みもない空の下、永遠にふたりは愛し合うのだと。
冒頭の、
「青空が崩れ落ちても、私は平気。あなたが愛してくれるなら……」
という歌詞。
そこには、ピアフの愛の深さが感じられます。
そして皮肉にも、ピアフは未来を予測したかのように、セルダンの現実の死によって、愛する人と引き離されてしまうのです。
この歌を歌うたびに、ピアフとセルダンの間にあった、まるで宿命のようなものを感じてしまいます。
私は、ピアフの歌詞になるべく忠実に、日本語訳詞を書いて歌いました。
誰もが望んでいることなのかもしれません。
深く、強く愛し合える人とのめぐり逢い。
甘くロマンティックなだけではない、死をも超えて、愛を貫いていこうとするピアフの思い。
それこそが、私にとっての「愛の讃歌」です。
どうぞ、ごゆっくりお聴きいただけたら幸せです。