「行こう ニーナ! / Vamos Nina !」
作詞:オラシオ・フェレール(Horacio Ferrer)
作曲:アストル・ピアソラ(Astor Piazzolla)
Duo Image Songs
歌・日本語訳詞:松坂多恵子(Taeko Matsuzaka)
ピアノ・アレンジ:にしかわまこと(Makoto Nishikawa)
「よく聞いて、ニーナ!恥じることはない。
お前を馬鹿にした男たちは愚かなのさ……。
ノミだらけのお前の犬に聞かせておやり。」
この印象的な言葉から始まる歌詞は、
過酷な環境の中で生きる、社会の底辺に追いやられた女性ニーナの人生を想像させます。
彼女は傷つき、蔑まれ、孤独の中にいます。
しかし語り手は、そんな彼女に寄り添い、励まします。
「死ぬときには、そばにいる友がいる。私がいる。」
そして力強く呼びかけます。
「行こう、ニーナ!」
死神の存在を感じさせる悲しい宿命を背負ったニーナを
絶望から連れ出そうとするように響きます。
この歌には、弱き者への深い共感と、
不条理な社会への静かな、しかし力強い主張が込められています。
どうぞお聴きください。/